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偶然聴いたラジオ

更新日:2022年8月20日



ふくしまFM特別番組。

7月31日から3週連続で放送の『THE INTERVIEW〜2022 年、戦後 77年。戦争を考える〜』


8/6(日)18時〜第2回「広島の原爆」

途中からでしたが、切明千枝子さんのお話を聞くことができました。



死んだ人間にウジがわくのは分かるが、生きている人間にウジがわく。


どこからともなくハエが集まってきて、生きている人間にハエが卵を産みつける。

暑い夏は繁殖も早いものだからあっと言う間に傷口はウジ虫でビッシリになり、動くから痛い。


痛いから「取って下さい、取って下さい」と言うから、割り箸で1匹1匹取って空き缶に入れる。たちまちいっぱいになるからそれを捨てて、また取る。そうすると「背中も痛いから見て下さい」と言うのでそーっと起こすと、背中にもびっしりウジ虫。


取っている間、苦しそうな顔がふっと穏やかになったかと思ったら、そのまま息を引き取った…。


そして夏の暑い時、遺体をこのままにしてはおけないから手伝えと、先生の指示でみんなで校庭で薪(木造校舎の壊れた破片)を集め、ご遺体を燃やしたと。


何でも経験しないと分からないといいますけれども、戦争だけは経験してはいけない。


しかしこのことは決して忘れてはいけない。語り継がないといけない。


人間は愚かだからまた同じ過ちを繰り返してしまうと。


こちらを見つけたので貼っておきます。



私も東日本大地震で原発事故を経験した時、原爆に対して結局は他人事としか考えてなかったということを思い知らされました。


何も分からなかった放射線に対して必死で調べていた頃、原爆の情報も沢山目にしました。


あの時怪我を負った人たちは手当をしてもらいたくて病院に行っても、何も特別なことはしてもらえず診察のみで、それは原爆の“効果”を知りたがっていたアメリカにただ報告されていただけだったと、その時知りました。



戦争を経験した世代がどんどん減少し、やがては皆無になってしまいますね…。


絶対に忘れてはいけないこと。


番組内で流れたバイオリンのG線上のアリアが沁みた…。


こんな記事も見つけたので。


切明さんにとって音楽とは?

「人間が人間である為に欠くことができないもの」

  

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